暗号理論の本を執筆しました．

表紙

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本書は，暗号を数学的に扱うための暗号理論の入門書です．
暗号理論の考え方，各要素技術とその安全性定義，安全性証明の方法などを学ぶことができます．
全部で15章であり，各章は10ページ程度と短めで，大学の授業にも利用できます．
本書の内容をおおよそ理解できれば，ePrint などにある最新の論文も読めるようになるでしょう．

さらに勉強を進めたい方には，以下の資料をおすすめします．

本書「暗号理論入門」につきまして，間違いや誤植を見つけた場合は，ご連絡いただけますと幸いです．お気軽にお知らせください．

謝辞

執筆にあたり，原稿を丁寧に読み，様々な間違いや誤植を指摘してくださった東京工業大学情報理工学院数理・計算科学系の田中研究室および安永研究室の学生の皆様， 早稲田大学教育学部数学科のゼミ学生の皆様に感謝申し上げます．特に，花井秀矢さんからは多くの重要な指摘をいただきました． また，上記以外の皆様からも貴重なコメントをいただき，心より感謝いたします．

さらに，これまで研究議論をともにしてくださった研究者仲間の皆様に感謝申し上げます． 特に，私を暗号理論の世界へと優しく導いてくださった田中圭介さん，河内亮周さん，そして故小柴健史さんに，心より深く感謝申し上げます．